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理学療法士の臨床実習

臨床実習とは

理学療法士養成校のカリキュラムには、「臨床実習」があります。
臨床実習というのは、実際に病院や施設などの理学療法士が働いている現場で、
患者さんを通して様々な知識・経験を身につけるものです。

養成校のカリキュラムにより、その内容や期間、回数等は様々です。

一般的には、初年度に「見学実習(1日〜1週間程度)」、
最終学年の前年度に「評価実習(3週間程度)」、
最終学年に「総合臨床実習(7〜8週間程度で2回位)」
以上の3種類があります。

学生が行く病院は大体は別の施設です。
1施設あたり1〜2名くらいが一般的です。
又、養成校から遠隔地の施設で実施される場合も珍しくなく、数週間、
アパートやホテル暮らしをしながら、実習施設に通うことになります。

それぞれの実習に求められることは養成校によって違いますが、
一般的にそれぞれの実習の目的を紹介します。

見学実習では、「理学療法士の仕事の確認、患者さんとの接し方、
基本的な検査・測定の実施、学習意欲の向上」の習得が目的となります。

評価実習では、「基本的な検査・測定の実施、患者さんとの接し方、
問題点の把握、治療方法の立案」などが求められます。

臨床実習では、評価実習の内容に「治療方法の実施」が加えられ、
総合的に理学療法士としての能力を身につけることが要求されます。

この臨床実習はとても多くの事を学ぶことができ、
学校での机上の学習では得られない充実感があります。
多くの知識・経験が得られ、理学療法士になるモチベーションを高めることが出来ます。

しかし、実習には「合否」がある為、学生にとっては大きなプレッシャーとなり、
良い実習が出来ず、苦労する学生も少なくありません。

又、指導者側の理学療法士は治療についてはプロですが、
教育・指導の経験は不足している場合があります。
忙しい業務の合間に行う実習指導は手探りで、ストレスとなっている場合もあります。

以上の事から、より良い臨床実習を行う取り組みが提案されてきています。

僕は教員の経験があり、この臨床実習がスムーズに出来る方法には興味を持っています。
このサイトが、より良い実習が出来る手助けになればと思います。

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