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受験準備のコツ


施設見学の方法

リハビリの学校を受験に際して、多くの人が病院の見学をしていると思います。
逆に、見学をしていていないと「意欲が低い」と学校側に見られます。

「理学療法士」を理解する為に、実際の現場を見学することは絶対に必要です。
施設見学の具体的な方法についてご紹介します。

まず、見学する施設ですが、出来れば2カ所以上をオススメします。
病院によって患者さんの病気やケガが違うので、
リハビリテーションの内容は施設ごとにかなり違います。
また、職員の人数も違うと雰囲気がだいぶ違います。

同じ病院であっても対応した理学療法士の考え方は人それぞれですから、
複数回の見学はとても意味があります。


方法の最初はアポイントメント、予約が必要です。

実際に見学を希望する施設に行って、予約をすることも良いと思いますが、
ここでは電話でお願いする方法を紹介します。

まず、電話をする時間帯は、一般的に朝礼後か、昼休み、または夕方になると思います。

昼休みであれば12時半〜13時位、夕方なら16時半〜17時位、
朝なら8時45分〜9時位が良いと思います。
朝はドタバタしている場合もあるので、昼休みや夕方が好まれるようです。

※一般の会社では昼休みや夕方は電話連絡するには良い時間ではありません。
 しかし、病院で勤務する理学療法士にはこの時間帯が好まれやすいようです。
 
次に電話のかけ方を紹介します。
電話では相手の顔が見えないぶん、マナーや言葉づかいがより重要です。

1.電話をかける前の注意

 まず、かける前に話す内容や質問などをメモしておきましょう。
 もちろん、相手の話をメモ出来るような準備も必要です。
 携帯電話からかける場合には、途中で途切れたりしないような場所、
 周囲が騒がしくない場所かを確認しておきましょう。

2.電話を掛ける時の注意

 まずは、病院の代表番号に電話します。
 挨拶、自分の名前を名乗る、用件を伝える、リハビリテーション科に
 つないでいただく、という手順になると思います。
 
 落ちついて、言葉づかいに気をつけましょう!
 自信がなければ、セリフを書いて読むのもありと思います。
  
3.相手の都合を聞くこと

 リハビリテーション科につないでいただいてからです。
 病院の代表番号にかけた時と同様に、挨拶、自分の名前を名乗る、
 用件を伝える(養成校受験の為の見学)、までは同じです。  

 次に、「相手の都合を聞くこと」が大切です。

 電話では相手の状況が分からないので、必ず聞いた方が良い一言があります。
 (これは社会人になってからも必要ですよ!)

 具体的には、「今、お時間よろしいでしょうか?」の一言です。

 相手はとても忙しい時かも知れません。
 そんな時に、自分の用事だけを一方的に済ませるのは大変失礼です。

 「大丈夫」との返事があってから、
 見学が可能かどうか、いつ行けば良いのか、何か準備するものがあるか、
 見学時の服装、などを訪ねるのが良いでしょう。

 もしも、「今は忙しい」との返事であれば、
 「何時頃、お電話すればよろしいですか」と確認して、改めて連絡しましょう。

 電話の最後に、お礼を言ってもう一度「約束の時間」を復唱して確認します。
 そして、「当日はよろしくお願いします」と伝え、
 相手が電話を先に切ってから、こちらの電話を切りましょう。

実際の施設見学で何よりも気をつけて欲しいのは言葉づかいと態度、そして礼儀です。
理学療法士も患者さんも真剣に取り組んでいる場ですからね。

また、せっかく見学をするのですから、最後に「質問をすること」も大切です。

気をつかったり、恥ずかしくて、聞きにくかったりするかも知れません。
でも、質問できると言うことは、それだけ真剣に聞いていた証拠ですからね。
説明する側も、何も反応がないと拍子抜けですし、逆に反応があると嬉しいモノですよ。
 
服装については、華美な格好でなければ問題ないと思います。
学生さんなら学生服が無難です。

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