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意欲を引き出す方法

リハビリテーションにおいて、『モチベーション』という言葉がよく使われます。
モチベーションは「動機づけ」「意欲」と訳されます。
もっと簡単に言うと「やる気」でも良いと思います。

リハビリテーションに限ったことではありませんが、
何か活動をする時にモチベーションがどれだけ高いかは結果を大きく左右する要因です。
患者さんのモチベーションを高めることが出来れば、治療効果もアップします。

モチベーション(意欲)を高める方法を紹介します。
(自分のモチベーションを高めるにも有効かも?)

1.適切な目標設定
 難しすぎず、簡単すぎない目標を設定することで少しずつ意欲を持って取り組めます。
2.目標達成感を味わってもらう
 目標を達成する満足感を味わえたなら、又、やりたいと思う気持ちが出てきます。
3.改善度合いをフィードバックする
 適切なフィードバックで改善・向上の度合いを知ることができ、意欲減退を防げます。
4.適切なほめ方をする
 人は誉められれば嬉しいし、やる気が湧きます。幼稚なほめ方を逆効果ですよ。
5.短所より長所に注目する
 誰でも苦手な事より、得意な事の方が好きなはず。短所ばかりに目を向けないように。
6.自発性を尊重する
 例えこちらの意図と違っても、本人がやりたい事を尊重した方が良い場合があります。