理学療法学科の学生も最終学年になると就職が気になります。 でも、この世界は臨床実習が厳しくて、卒業できるか不安な学生も多く、 臨床実習が終わるまで就職が決めれらない学生も中にはいます。 就職は一生の中でも大きな選択に入る一つ。 就職活動について思うことを紹介します。 |
どのようにして、就職先を探すか?
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就職を決めるのはいつ頃?
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僕が学生の頃は、早い学生で夏休み。
秋に半分位が決まって、臨床実習が終わってから国家試験の前までに ほとんどの学生が決まるという感じでした。 中には国家試験(3月)が終わってから決める学生もいました。 理学療法士が今よりも全然少ない時代だったので、 割とのんびり構えていたのだと思います。 今は以前に比べれば、養成校が増えているので 決めるのも少し早くなってきているようです。 でも、やっぱり夏休みに決める学生は3分の1もいないようです。 選択肢があるので絞りきれないのが理由です。 (他の業界の就職難を考えると贅沢ですね) やっぱり今も就職を決めるのは秋から冬にかけてが多いようです。 段々と早くはなるのでしょうが。 同じ理学療法士でも、勤務先によって仕事の内容は大分違います。 様々な専門分野や病院・施設の特徴があるので、 「自分が何をやりたいのか決めきれない」ことが、 就職先の決定を遅くしている原因だと思います。 臨床実習で実際に体験しないと分からなかったり、考え方が変わることもあるので 実習後でないと決められないというケースは少なくありません。 学内実習のうちから、自分の興味のある分野を意識していくことは 大事なことですね。 |
就職を決めるための要素は?
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就職を決める時に検討する要素を挙げてみたいと思います。
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就職は?
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就職を決める時期は上に書きましたが、
自分の希望する病院が、自分の就職先を決めてから 突然、募集するなんてこともあります。 又、就職先を決めてから臨床実習に行って やりたい分野が変わることもあります。 しかし、就職先を決めるのが遅くなって、希望する病院がなくなる場合もあります。 僕が思うに就職は情報収集力・タイミング・運、そしてコネで決まるものだと思います。 最近は複数の学生が就職を希望して、選抜試験になる場合もあるので、 学校での成績や面接力も必要になってきていると思います。 いずれにせよ就職活動では |
ここに書いたのは僕の考えだけなので絶対的なものではありません。 「このような考え方もある」程度に受けとめて下さい。 就職事情は刻々と変わります。 (平成16年4月時点) |